囲碁で白番が苦手です。
白番だと黒に厚みで負け薄くなりがちな碁になります。
その結果厚みだけでなく地も足らなくて完敗なんてことがあります。黒に先に打たれるのでスピードでは勝てなく焦って薄くなります。
正直、白番で打つ時は苦しくて楽しくないですが黒番だけというわけにもいかないのでなにか対策したいのですがどうしたらいいでしょうか?
以前にも回答させて頂いていますが、アマトップを目指しているということでしたので正直目に余る点があるので質問者さんのためにも辛口で回答させて頂きますがご容赦願います。
良く知恵袋で質問しているようですが、いくつか気になる点があります。まず、あなたは自分の頭で考えてから発言、質問をしていますか? 私から言わせていただくと何も考えていない人間の質問にしか思えません。 その理由についてですが、あなたは以前弱い県代表クラスだとおっしゃっていました。すくなくとも県代表クラスあるのであればまあ凡人よりは強いということになりますよね?ということは今までそれなりに囲碁に取り組んできているわけですから、理解できるかと思いますが、そもそもこの知恵袋で(白番が苦手ですどうしたらいいでしょうか?)なんていう質問をして例えばAさんがこうしたらいいよーって回答してそれを実行したからと言って白番が得意になると思いますか?
白番が苦手だとか黒番が苦手だとかいう分野には特効薬なんて無いと思います。 こういう布石を打てば得意になるよーなんておいしい話が転がってくるわけ無いことなんて容易に考えれば分かることだと思います。
私程度のレベルでいうのもなんですが、白番が苦手で無くなる方法なんて囲碁そのものの勉強をしっかりして囲碁に対する理解を深めることや棋譜並べや布石に特化した本をしっかり研究して勉強する、実戦を通して経験を積む、仲間と研究する。
こうしたこつこつとした積み重ねの中でしか生まれないのではないではないかと思います。
そもそも知恵袋の回答なんかを見ればあなたも分かると思いますが、囲碁が強そうな方(県代表クラス)が回答している人なんて私の見る限りほとんど見かけません。 少なくともアマチュアとしては強い部類に入る質問者さんがこのカテゴリでそういった質問をいつもしていると言うのは非常に引っ掛かるものがあります。 このような質問をどこの誰だかも分からない上にどれくらいの棋力かもわからない人間に聞いてどうするつもりなんですか? 当然とんちんかんな回答をする方だって中にはいます。
以前メールでやり取りさせて頂いた際にあなたは 自分はアマの強い人とそれなりの繋がりが出来てきました。 とおっしゃっていました。それならそういう人たちに聞けばいいじゃん!って当然思うわけですよ。 少なくともアマトップを目指している人がこんなところで質問していることも不思議だしいってることも矛盾がおおいきがします。最近の質問でも東洋囲碁恐怖症ですがどうしたらいいか?なんて質問しているようですが、この質問だって何を意図して質問しているのかわかりません。これも特効薬なんて無いし質問者さんの心の持ちようの問題ですよね? まあ原因として考えられるのはレベルが高くてまけまくったことがトラウマになってるとか、変なプライドが邪魔しているとかそういう他人にはどうしもうもないしアドバイスのしようもない問題であって、負けてもいい位の気持ちで気楽に打つとか、自分の気の持ちようでしか解決できないことと思います。
自分の頭で冷静に考えれば、特効薬なんて無い、知恵袋で質問しても意味が無いってことが分かるのではないかと思います。
本題に入りますが質問者さんのおっしゃっている悩みを簡潔に回答していきますと、白番だと黒に厚みで負け薄くなりがちな碁になります。>これは白番黒番以前に大局的に物事を見れていなくて単純に地に走りすぎたり変な手を打っているだけ。
その結果厚みだけでなく地も足らなくて完敗なんてことがあります。>これも原因は同じ、地に走りすぎたり変な手を打っているだけ。
黒に先に打たれるのでスピードでは勝てなく焦って薄くなります。>そもそも白の理想とする布石とはゆっくりした布石です。理由としてはお互いにゆっくりした布石になってしまうと黒はコミが負担になってしまうから。そもそも黒の方が先に打っているのだからスピードで勝とうと言う発想が間違っています。焦って薄くなるのは地に走りすぎたり単純な基礎能力の欠如によるもの。或いは布石の研究における勉強不足によるもの。
物事の真理なんて良く考えれば意外と単純な所にあると思います。まずは自分の頭で冷静に考えて分析しましょう。白番を苦手で無くなる方法を強いてあげるならばこつこつ勉強して碁そのものの理解を深めてプラス布石の研究もしっかり行うこと以外に無いかと思います。プロのレベルになれば多少の得意不得意や好き嫌いはあれども、黒番だろうが白番だろうが関係ありませんからね。
私も昔白番の勝率が悪いなんて時期もありましたが今は特に気にしないかなーって感じです。まあ自分のレベルからすると偉そうなことを書いてしまいましたが、あながち間違ったことは言ってないと思いますよ? でも間違ってると思う点があったらご意見頂けると助かります!
白を持った時の棋譜をみて欠点を探す。手本となる人の棋譜並べをして研究する。目算を鍛えて、一手の価値を計算する。まあ、黒だろうが、白だろうが強くなる為の手段はさして変わらないと思います。
小林光一九段著の「白番布石の徹底解明」が参考になるのではないでしょうか?
白番の布石の考え方を説いた珍しい良書です。
今朝の囲碁新聞に古力元名人の言葉です
「中国の若手は恐ろしいほど強い、ネット対局で強く成って居る」
誰だって白は苦手ですよ。白番得意の定評のある(あるいは自称する)棋士の碁を並べたら如何ですか。
1 秀栄名人 流れるような石サバキ。コミのない時代ですから苦しいなんてもんじゃあない。結局他よりコミ分以上強かったということでしょうか。
2 高川秀格 コミ4目半でも白を持つ、と豪語。布石からしてコミガカリ狙い。
3 石田秀芳 空き隅が何目、カカリが何目、辺の大場が何目…碁は序盤から計算です。著書に「並べるだけで白が巧くなる本」あり。
4 武宮正樹 黒の碁、と思われがちですが、専門家筋でも白番の評価が高く、実際に白番の勝率の方が高い。演歌歌手みたいに遅れに遅れて最後にツジツマ合わせる芸は天下一品。
5 マイナーながら関西棋院の横田茂昭 国際棋戦でニギリを当てて白を選んだら中国人に変な顔されたと語っていました。当人が自称するだけだから並べた効果が無くとも私のせいじゃない。棋譜の入手が困難かも。
私はあなたが県代表級とは考えていないので、ごく一般的な回答です。
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