2012年5月1日火曜日

囲碁のプロになりたいのですが

囲碁のプロになりたいのですが

今高2なんですが棋力は東洋9段です でもすぐ8段に落とされますが



今の棋力でプロになることはかのうですか?



また院生じゃなくてもなれますか?







外来でも30歳まではプロ試験は受けれますよ

年齢的に院生は無理ですから外来で毎年納得するまでチャレンジしましょう








昔院生をしていたものです。 当然100%不可能とは言いませんが、今のままではまず無理でしょうね。 そもそも東洋9段は当たり前中の当たり前、院生のトップはみんな九段ですし、外来で受けてくる人間も人にはよりますが安定した九段です。

まず、プロ試験に受かるということがどういうことかといいますと、才能がある実力的にも強い人間がたくさんいる。その中でもプロになれるのは外来も受けられる冬季のプロ試験ならば、上位者一名しかなれない。ましてや外来は院生より順位的に下の扱いになるから院生よりも1つ以上多く勝ち星をもっていなければならない。

ここで読み取れることはそんな強い連中のなかで群を抜いて強くなければ(強いだけでなく本番で勝たねば)プロ試験は通らないということです。つまりなところ、院生の上位者はみんな八段におちることのない割かし強い部類の九段ばかり。ということは最低でも東洋九段で常に勝ち越せるということは最低条件であるといえます。

要するに群を抜いて強いということは自分と同じくらい、またはそれ以上強い相手にに安定して取りこぼしなく圧倒的に勝ち越さなければいけないわけですからね。

ちなみに私の先輩でも外来からうけて落ちた人が何人かいますが、その人たちは東洋九段でも大体ですが20局打てば15局くらいは勝っていた人間です。

参考にしていただけたら幸いです。ただ話はそれますがプロを目指すのであれば普段の勉強相手、例えば師匠や一緒にプロを目指す仲間たちですが、常に一流の人間と意見をかわせる環境に身を置くことが大切かと思います。







「ネット碁」で八段、九段で打っていても、その段位は一つの目安に過ぎないと思います。

ご存じのように、プロの対局は全て対面対局です。

もしネット対局だけで今の棋力になられたのでしたら、プロ棋士(それも高段者)に指導対局を申し込んで、対局後に「プロ棋士になれそうかどうか」を尋ねるのが一番の方法です。



「棋士採用」については、院生でなくても「外来」参加の制度があります。

詳しくは、日本棋院、関西棋院のHPの「棋士採用」で確認されてください。



終わりに一言、プロ棋士になるためには、プロ棋士の四、五段クラスと対等に打てるほどの棋力が必要だと思います。

言い換えれば、アマの全国大会でベスト4に入れるくらいの実力が求められます。







知ってる大学生の子が東洋囲碁で9段で日本棋院中部支部でプロ試験を受けましたが合格しませんでした。

ネット碁のサンサンからもプロ棋士が数名誕生して居ます。







東洋9段、8段と言っても、自動的に入段予選に参加できるわけではありません。

棋譜審査を通るかどうかは、実際にやってみないと、、、

ネット碁の短時間で打った碁では、通りにくいような気がします。

以前は、審査に提出する棋譜は、相手の棋力の明確なものという規定がありましたが、現在はどうなんでしょう?

不明な相手と打った棋譜ではダメかもしれません。



いずれにせよ、一度、プロ棋士の指導を受けてみて、外来として入段予選に参加できるかどうか相談したらどうでしょうか

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