置き碁の白がうまくなるにはどうすればいいですか?
今棋力は東洋囲碁で初段くらいです。
知り合いの同じく初段くらいの人と互い戦でうつと勝ったり負けたりなのですが、置き碁で下手の人と打つと、同じ相手に同じ置石の数でもその知り合いの方は勝てても、僕は全然勝てなかったりします。
もう1つ石がへったりすると変わるのですが。。。
その知り合いの方との互い戦での勝敗は5分5分です。
でも置き碁はその人のほうがうまいみたいです。
何か置き碁の白が上手くなる方法はないでしょうか?
置き碁の白がうまくなると互い戦でも荒らしの上達になるみたいな話を聞いたので、上手くなれたらいいなあと思います。
皆さんのご意見お願いします。
以前囲碁のプロを目指していました。 月に一回多面打ちで碁会所のおじさんたちに囲碁を教えていますので経験に基づいてアドバイスできたらと思います。
まず、置き碁が強いとか弱いとかいうのは私はまったくもってこだわる必要性のないことだと思っています。
置き碁というのは悪い言い方でいえば上手側から見てごまかしなんだと私的に考えています。 例えば4子の手合の相手がいたとします。本当に綺麗な打ち方で上手側が打ったとして勝つことができるようであればそれは4子でも手合違いということになります。この場合相手を本気でごまかすような打ち方をすれば当然7子位はおかせなくては勝負になりません。
それだけのハンディがあるのですから上手は当然陣地を必要以上に大きく広げたり(もちろん隙はありますが)しなくては当然勝てないのです。確かに置き碁の強い弱いというのは実際問題あります。でもそれは本質的な囲碁の強さにはほとんど結びつきません。 要するに具体的にどういうものかというと相手の実力や性格を的確に判断する能力だと思います。
実力を判断すると言うことはどういうことかというと、例えば実戦で自分の石が放置すると実は殺す手があります。しかし、その詰碁は6段レベルですと言ったら当然初段の人なんかと打ってれば手を抜いても相手が的確に殺せることなんてほとんどないわけです。
性格を判断するとはアマチュアの方で人によっては置き碁になると手堅く打ってばかりで上手にびびり踏み込んでこない人がいます。それならこの人の感じだとこれぐらいの手までなら無理して踏み込んでも殺されないのではないかといった心理作戦が適用できます。
もちろん本質的に碁が強くなければ当然置き碁で勝つことができませんが、さらにこういった心理的な作戦を用いることによって勝率は爆発的に上昇します^^ 私は普段打つ時はこのような手法を用いています。かなり一般的にも通用するレベルの5段くらいの相手にも3子位は置かせているので普通に打っていてはとてもじゃないけど勝てないからです。
あと荒らしが上達するなんて言いますが全くの嘘だと断言しておきます。確かにこちらは常に劣勢なのでごまかして局面を紛らわす能力だったりには若干プラス要素もないことは無いですが・・・ 相手の陣地にも入っていくことが多いのでそう感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも自分が置き石を置かしているレベルの相手が打ちこんだ手に対して正しい対応をしてくるわけがないのに荒らしが本質的に上達するなんて無いに決まっています。
そんなことするなら詰碁を解いた方が100万倍勉強になります。
私の意見から結論を申し上げると、置き碁が強くなりたいだけなら上記のようにごまかすようなテクニックを実戦をたくさんこなしていけば勝手に強くはなります。しかし、私にすればそんなものはできたところで何の役にも立ちません。私自身月に一回の指導碁では負けるのも癪だし勝負だと思って臨んでいるのでそういう方法を用いていますが、一番の目標にかかげていることはやはり囲碁でアマチュアのトップクラスになることなのではっきいってそんな能力身につけても本質的な碁の強さにプラスになることはほぼありません。
今質問者さんは初段ということですので今はそういう小さなことは考えずに碁そのものの上達に目を向けた方が今後の得にもなるし、置き碁もつよくなるとおもいます。考えても見てください。知り合いの同じくらいの初段の仲間がいらっしゃるということですが、あなたが6段くらいまで上達すればその方にも頑張れば最低でも5子位は置かせても楽に勝てるようになるということですよ^^
だから今は囲碁そのものの実力をあげた方がよっぽど置き碁も強くなるかと思います。後は荒らしが本当に上手くなりたければ詰碁をたくさん解くことです。簡単なものからはじめて、ちょっと自分の実力より難しい位のを次に解くと良いでしょう。
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