囲碁、白番で変わった布石ってどんなのがありますか？

囲碁、白番で変わった布石ってどんなのがありますか？

東洋囲碁・ＫＧＳともに二桁級のヘボなのですが、

最近、黒番で初手天元を打ち始めました。

けっこう自分の感覚にあっているのか打ちやすいので継続してこの布石を採用しています。



ですが、白番だと勝率が下がってしまう傾向があります。

なので勝率を上げるために新しい布石を知りたいのです。



ちなみにプレイスタイルとしては厚み派で戦いが好きです。

変わった布石でなくてもプレイスタイルにあった布石でもいいので

教えていただけると嬉しいです。

スタイルもあるはずですが、個人的にはヨセの勉強をオススメします。

白番が苦手なのは一手の大きさ、価値、形成判断があまり出来ない人に多い。

ヤキモチで無理矢理戦いに持って行く人にも多いと思います。

打つ時は地合いをよく見ながら打つ事からはじめてみたらいかがでしょうか。

布石なんて、有段者になってから考えればいいですよ。

基本定石のひとつも知らないようではさすがに問題ですけれども、その棋力で布石を考えろと言う方が無理なのです。安心してください。

アマチュアでは高段者でも布石が疎かになっている人は極めて多く、そういった人たちは何段になっても白番が苦手なものなんです。単純に考えて、コミの価値が理解・活用できて初めて互角に立てるわけですけど、6目半の重みがわかりますか？ わからないですよね、そしてわかったらおかしい。これがわかるには最低でも4,5段の力が必要なはずなのです。

定石も知らない段階で布石戦法を知っても無意味、という多少トゲのある言い方も出来ます。とにかく、今は序盤が囲碁が嫌いにならないよう、そして真剣に一手一手を考えて思考力を養うよう努めることの方が遥かに大事です。そちらのほうをがんばってください。

一応「トーチカ」をおすすめしておきます。

白の手順だけ示しますと、

目外し（5の3） → 5の5 → 3の5

という要領です。



でも、死活や手筋の方が大切ですよ。

白番だと勝率が下がってしまう傾向があるというのは困りましたね。



白番で変わった布石があるか考えてみましたが、思い付きませんでした。

強いてあげるなら、５の５に打つぐらいでしょうか。



基本的な考え方として、序盤の白は黒の言い分を聞きながら、相手に合わせながら打つものだと思います。

布石の段階で白が自己主張の強い手を打つと黒につぶされやすいです。



白番で打った自分の棋譜を見直して敗因を探し、その対策を練るのも１つの方法だと思います。