自分はアマの初段ですが、棋譜並べは誰の棋譜を並べるのが良いと思いますか？？

自分はアマの初段ですが、棋譜並べは誰の棋譜を並べるのが良いと思いますか？？

質問者さんは囲碁派ですよね？そういう質問をするときは将棋か囲碁か書いたほうがいいですよ。

さて回答のほうですが、強くなりたいなら棋譜並べは必要ですね。自分は東洋囲碁7段で打っています。

まずお勧めしたいのが本因坊秀策の棋譜です。これはプロなら皆並べるといわれているもので、自分もずいぶん並べました。（秀策については自分で調べてみてください。）ただこれは古碁なのでこれと並行して囲碁年鑑を並べるのがいいと思います。ここに乗っているプロは皆上位ばっかりなので誰を並べても効果があります。（そのうち好き棋士が出てきたらその人を重点的に並べるのもいい方法です。）あと韓国や中国の囲碁年鑑は個人的にはお勧めしません。布石がパターン化されていて素人が理解できないようなものすごい読みの入った手がたくさんあります。その点お勧めした棋譜は形がよく布石も皆個性があるのが多いです。

下記サイトから自分の布石と同じ場面を探して、それを並べたりしています。

http://wiki.optus.nu/igo/index.php?cmd=kif&cmds=happou2gui

質問者様のＭｙ知恵を見ると碁のほうですね。

棋譜並べは「楽しむために鑑賞する」のと「知識・技量をあげるための勉強」の２つの面があると思います。



勉強ならば、「誰の」よりも、「どういうものを、どのように」のほうが重要です。

総譜を１手１手自分で読みを入れて並べるとか、早く並べる訓練とか、定石や布石の最新型を勉強したい、などなど、棋力向上目的なら古今東西どんな棋譜でも「それがいい、これはダメ」という区別はなく、どんなものでも勉強になります。



でも、初段くらいで、勉強のための棋譜並べというのは、なかなか苦痛だと思いますので、そのくらいの棋力のときに、「棋譜を並べるのって面白い」と、並べることが習慣になるように、楽しめることが第一です。

まずは、鑑賞をするつもりで並べましょう。名曲を聴いたり名画を見て楽しむのと同じように。

人から、モーツァルトを聴きなさい、ゴッホを見なさい、と勧められるのもいいですが、やはり、いくつか自分で試してみたいものですし、いろいろなものを見聞きして楽しむほうが世界が広がると思いますので、私はあまり、「誰々のものが良い」と限定しないほうがよいのではないかと思います。

羽生さんの棋譜ならべれば？

囲碁年鑑は総譜だから、並べるのはしんどいよ。まあ、自分の好きな棋士を並べたらいいのではないでしょうか。

最近の碁なら、「週刊碁」などを並べたらどうでしょう。一番新しいし。

あと、最近は韓国の碁を並べる人が多いですね、強い人は。韓国は世界最強の国ですから、いろいろと最先端の研究が棋譜から垣間見られます。韓国年鑑は今では日本では売られていないので、あちらに旅行に行く人に頼んで勝ってきてもらう人がいますね。

アマがプロの一流の棋士の棋譜を並べてもほとんど

やくにたたないです。それはただ小説を読んでいる

のと同じです。一番良いのは将棋年間です。

昔無名だった人が急に大会の上位者に名をつなれる

ようになった人がいました。東海の怪物と言われた人

です。新宿で将棋クラブを経営している人から聞いた

話ですが、その人は、将棋年間を何度も並べて解説に

書いてあることもほとんど記憶するまで並べたと聞きました。