５００枚！！ 囲碁について。

５００枚！！

囲碁について。

囲碁が強くなる方法、おしえてください。

あと、将棋って、日本で、始まったのでしょうか？？？



あと、日本は将棋・・・世界でどれくらいでしょうか？？

囲碁アマチュア７段格です。及ばずながらお答えします。



何事にも王道が無いように、やはりまずは打つことですよ。特に級のうちは。そして、囲碁を好きになることです。

ただし、本気で考えて打つことです。ただ漫然と打つのではいつまでたっても上達しません。逆に真剣に臨めば、打つうち徐々に上達するはずですよ。

また、囲碁仲間を見つけることは急務とも言えるでしょう。同程度の棋力で、何局でも飽きずに打ち明かせるような「碁敵（ごがたき）」のような友人をつくったり、自分よりも強い人で、局後丁寧に総括してくれる師匠のような存在を見つけることは、上達の度合いに甚大な影響を及ぼしますよ。

こういったことから、私は個人的にネット碁会所の『幽玄の間』というところをおすすめしています。日本の大手ネット碁会所の中でも抜群に盛んなコミュニティがあり、チャットウィンドウ「待合室」であいさつすれば大体常時返事が返ってきます。頻繁に対局する友人をつくるにはまさに最適でしょう。

難点は、この恩恵にあやかるには月額２１００円を払って有料会員にならなくてはいけないことです。無料で通したいのであれば、東洋囲碁（通称タイゼム）などの囲碁サイトのほうがおすすめです。こちらにはコミュニティはあまりないのですが。

対局相手をみつけるだけならすぐ見つかるわけですけれども、そういった行きずりのひとは局後いっしょに研究してくれたりすることはほぼ皆無です。





次に各種勉強法です。これらは基本的に棋書を買って行います。



【詰め碁】

石の生死に関する問題で、読みの力を得るのに最も良い勉強法とされますが、これは早ければ上級から、大体は段になったあたりからはじめるんで充分でしょう。プロをめざすような人なら別ですが、そこらのひとには高段だけど詰め碁なんてやったことないなんてひともいますから、アマチュアレベルであれば基本的には絶対不可欠というほどのものでもありませんよ。

コツは、のっけからあまり難しいものにぶつかって行かないことです。嫌になってしまいますから。１分程度考えれば大体解けるくらいの難易度で、テンポよくこなしてゆくのが良いでしょう。



【棋譜並べ】

主にプロや歴史的名手の打った碁を実際に盤上に並べ、そこから様々なことを学びとる勉強法です。内容もいささか高級になりますので、これは段以降で構わないでしょう。



【定石習得】

部分部分で基本の進行となる定石を習得することです。下級のうちはごく初歩的な定石のみで構わないでしょう。そこから上級、低段と徐々に増やし、高段のころには基本的な定石はあますことなく習得できているというのが理想です。

初歩的な定石はわざわざ定石書を買わなくても、上手に頃あいを見て教えてもらう程度で充分足ります。



【その他棋書による学習】

主に布石理論、ヨセなど。基本的に、やや高級なものになります。段になるまでは無用の長物となる可能性も高いです。

ただしもちろん、初級者などを対象にした本も多くあり、そう言ったもののなかにも名著と言うべきもの（MYCOM文庫刊・趙治勲著「ひと目の手筋」はイチ押しです）はありますので、活用の余地はあるでしょう。





ところで将棋ですが、今のような形態で行われるようになるまではけっこうな年月がかかったようです。大将棋、中将棋など、色々聞いたことはありませんでしょうか。

そもそもすでにほかの回答者様が言及してくださっているように、インドのチャトランガという違うゲームを元にしているゲームです。長い年月のあいだで洗練され、今のようなものになったようですね。

またインドのチャトランガは、その後西方にも伝来しチェスのもとにもなっています。ほかに、中国で今も盛んに興じられているシャンチーもこれが源流と言います。

囲碁ではすでに中韓の公人を拝することになっているのが現状ですが、将棋につけては日本が世界最強でしょう。中国でもプロ将棋棋士制度が近く確立される見通しということで、今後日本において文化的なゲームが軽んじられる状況が続けば、将棋もいつしか囲碁と同じような憂き目を見るかもしれませんが。

↓の方が言ってますね、中国で日本将棋のプロ制度が始まりそうだと、これは日本将棋連盟にとって脅威です。



日本将棋の歴史

インドのチャとランガ→タイのマークルック→日本将棋（この様に考えるとスムーズの変化なのです）